01)ホルモンとニキビの関係 一覧

顎やフェイスラインを中心にできる大人ニキビ。

思春期ニキビとは無縁だった方でも、悩まされている方は多いのではないでしょうか?

実は大人ニキビは、男性ホルモンとの因果関係が指摘されているんですよ。


大人ニキビに悩む女性の中には、生理前になるとできやすいという方も多いです。

これは、男性ホルモンに似た働きをする、黄体ホルモンの分泌量が増えるためです。

皮脂の分泌が高まったため、ニキビができやすくなるのです。


ストレスの増加により、ニキビが増えたという方も多いです。

ストレスにより、脳下垂体のコントロール機能が狂い、ホルモンバランスが崩れるからです。

また、副腎皮質が刺激されて、男性ホルモンの増加を招くとも推察されています。


いずれにしても、大人ニキビと男性ホルモンには、何かしらの関係があります。

事実、大人ニキビに悩む女性の血中ホルモンを調べたところ、約4割の方の男性ホルモン値が増加していたそうです。

大人ニキビは、女性の男性化兆候の1つであるとも言われています。

男性のヒゲが生える部位、顎やフェイスラインを中心にできるからです。

また、男性ホルモンの値が上昇している女性も多いからです。


ところで、大人ニキビができた時の対処は、どうしたらいいのでしょうか?

大人ニキビの特徴は、コメドと赤く腫れたニキビが混在していることです。

赤く腫れたニキビが複数個できた時には、自己処置は禁物です。

無理に潰すと、跡が残ってしまうからです。

いったんクレーターのように凹んでしまった肌は、完治しにくいです。

ですから、市販薬やニキビ用化粧品だけに頼らず、早い段階で皮膚科を受診しましょう。


なお、皮膚科での治療は、抗菌と抗炎症の作用を併せ持つ抗生物質を服用して行います。

また必要に応じて、ケミカルピーリングなどでの治療も行います。

ニキビだけでなくお肌そのものをキレイにしたい場合には、親身になって治療をしてくれる皮膚科医を訪ねるといいでしょう。

女性で大人ニキビに悩む方の中には、生理前にできやすいという人もいます。

これは、黄体ホルモンが卵胞ホルモンよりも優位になるためです。


黄体ホルモンとは、卵巣から分泌されるホルモンの1つで、男性ホルモンに似た働きをします。

分泌量が増加するのは黄体期(排卵日から生理直前の2週間程)で、この期間は体に変調をきたします。

例えば、お肌が敏感になったり、皮脂の分泌量が増加したりします。また、便秘になったり、イライラが募ったりもします。

こうした幾つかの要因が重なり、ニキビができるのです。


それに対して、卵胞ホルモンが優位になる卵胞期(生理から排卵日の2週間程)には、お肌は安定しています。

黄体期にできたニキビも、生理が始まると自然と治っていくのです。

ところがストレスをかかえていると、自律神経の乱れにより、ホルモンバランスが崩れます。

すると、周期とは無関係になり、ニキビは治るどころか悪化してしまうのです。


女性ホルモンと深い関係のある大人ニキビ。悪化させないためにも、肌周期(生理周期)を把握する必要があるでしょう。

黄体期(生理前2週間程)にできやすい大人ニキビ。

実は、黄体期は、処置をするグッドタイミングでもあるのです。


例えば、ニキビに有効な抗生物質の服用や外用に適しています。

特に、生理前だけにニキビができる方の場合、数日の治療だけでお肌が安定することが多いです。そして生理が始まると、お肌の調子が落ち着くので、ニキビは完治します。


また、最低限のスキンケアで、お肌を休ませるのもいい方法です。肌の水分量と皮脂量のバランスを整えて、バリア機能を高めておくのです。

こうしたケアにより、ニキビができにくいお肌になります。また、卵胞期の積極的なケアの効果も得られやすくなります。

新陳代謝が高まり、肌本来の美しさを取り戻せるのです。


スキンケアの方法ですが、クレンジング,洗顔,保湿,保護を朝晩丁寧に行います。

皮脂の出口を塞がないことが大切で、メイク汚れ・余分な皮脂・古い角質はキレイに取り除きましょう。ただし、肌に刺激を与えるのは禁物で、優しく洗ってください。

20代半ば以降の保湿ケアでは、セラミド,NMF,アミノ酸などの成分がお勧めです。

全体的には引き算のケアが大切で、過度な油分補給には注意しましょう。

生理前に大人ニキビができやすい女性は多いです。

黄体ホルモンの分泌量増加に伴い、便秘になりやすいからです。また、月経前症候群でイライラしやすくもなるからです。


大人ニキビ予防には、便秘やイライラの解消が欠かせません。

便秘解消には、マグネシウムの摂取が効果的です。そしてイライラ予防には、カルシウムの摂取が効果的です。

つまり、便秘やイライラによる大人ニキビ予防には、マグネシウムとカルシウムを摂取するといいわけです。


マグネシウムやカルシウムを手軽に摂取できるものとして、硬水があります。

硬水とは、1リットル当たりの硬度(カルシウムとマグネシウムの含有量)が300ミリグラムの水のことです。例えば、コントレックス,サンペレグリノ,など、硬度の高いミネラルウォーターは硬水です。

ちなみに日本の水は、硬度100未満の軟水です。


硬水を飲むタイミングですが、朝の起き抜け,運動後,入浴前後,などがお勧めです。

コップ1杯の水を習慣づけるといいでしょう。ただし、下痢をしたり冷えやすい体質の方にはお勧めできません。

このページの上部へ